2015年5月20日〜22日
2015年5月20日〜22日
「平和と繁栄のための済州フォーラム」(済州特別自治道、国際平和財団、東アジア財団、中央日報社の共同主催)に、東京都の都市外交を積極的に推進している都議会議員として、また日本からの現職議員としてはただ一人お招き頂き、出席しました。
昨年(H26.3.25)の都議会予算特別委員会での私の提案を受け、舛添要一都知事が姉妹都市の北京市、ソウル市からの招聘による18年ぶりの公式訪問が実現した経緯もあります。
「平和と繁栄のための済州フォーラム」はアジア最高の国際フォーラム(アジア版ダボス会議)として年々発展しています。
世界指導者セッションや特別セッションでは、主催者である地元の済州特別自治道のウォン知事から歓迎挨拶、潘国連事務総長のビデオメッセージ、シュレーダー元ドイツ首相の特別講演のあと、インドネシアのユドヨノ元大統領、福田康夫元首相、ハワード元オーストラリア首相、クラーク元カナダ首相、李小林中国人民対外友好協会会長から基調講演がありました。
フォーラム全体では、外交安保、経済経営、文化、女性、地域開発、環境などの分野で60のセッションと、3回の晩餐会(韓国外交部長官主催・日中韓経営者晩餐会・閉会式)が開催されました。
現在、東アジアでは各国が新しいビジョンを掲げ、繁栄に向けて努力しています。しかしながら、東アジア国家間の「協力」よりは「競争」と「衝突」がより顕著になっているのが実情です。
ゆえに各国で国家目標達成と利益確保が追求されるなか、今後の東アジア秩序がどのように再編されるかの慧眼が切実に求められています。
「平和と繁栄のための済州フォーラム」は、共生の道に向けた協力体系を議論し、持続可能な平和と繁栄を追求する知恵を結集することを目的として、今回で10回目の開催となりました。