新規大卒者等合同就職面接会を視察

20120320_2349<募集企業140社 1日で延べ3800件実施>

東京都はこのほど、豊島区内で、第1回新規大卒者等合同就職面接会を開催し、予定していた750人を大幅に超える約3倍の2520人の卒業予定学生や既卒者が訪れました。これには、都議会公明党の谷村孝彦副幹事長、中山信行副政調会長、大松成、栗林のり子の各議員が視察しました。
この合同面接会は、まだ就職内定していない来春卒業予定の大学4年生などを対象に、正規雇用の内定を取れるように支援するもの。都は今回初めて、東京労働局と共催し、広く参加企業を募集し、都内中小企業を中心に140社が参加した。主な募集職種は営業・販売(43%)や総合職(15%)、介護・福祉(5%)――など8種で、求人数は1260人に上り、「近年にない大規模な開催」(都産業労働局若年者就業推進担当)となっています。
この日、午後12時半から受け付け開始となった会場は、用意された2000部の説明資料が約1時間で配布終了。各企業のブースだけでなく、会場の外にまで面接待ちの学生などがあふれ、午後4時半の終了時までに延べ3833件の就職面接が実施されました。
今後、都は2回目の合同就職面接会を来年2月16日午後1時半から新宿区内で開催する予定。
昨秋からの急激な景気悪化を受け新卒者の就職事情が厳しくなる中、都議会公明党は若者の就職活動支援策を積極的に推進。今回の合同就職面接会については、今年第1回定例会の予算特別委員会で、藤井一議員が「確実に学生に周知できるよう取り組みを工夫すべきだ」と提案していました。