建設中の都営住宅を視察

20080320_1259【平成20年2月10日付 公明新聞記事より】

東京都議会公明党は1月30日、都営住宅の住環境を調べようと、都が豊島区に建設中の都営「高松三丁目第4アパート」を視察した。小磯善彦、長橋桂一、野上純子、谷村孝彦、橘正剛、伊藤興一、松葉多美子の各議員が参加した。
同アパートは、老朽化した都営住宅の建て替え事業の一環として、都が鉄筋コンクリート造り3~8階建て(239戸)を建設しているもの。内装をバリアフリー化した上で、今年5月から入居が始まる予定。
一行は、同住宅の各部屋の間取りや広さ、使い勝手などを確認した。この中で、都が定める型別供給実施基準(2003年改正)で入居者が1Kに1~2人、2Kに2人、2DKに3人、3DKに4人以上となっている点について「この広さの部屋では、狭いのでは」との声が上がった。部屋の電気のスイッチの位置や、風通しなど利用者の目線に立った配慮を求める意見もあった。
同行した都の堀真・住宅整備課長は「公明党議員から都営住宅居住者の貴重な声を聞かせてもらい、参考にしている。少しでも改善できるよう努力したい」と語った。視察を終えた都議らは「“一人一室”を確保できないかなどを含め、今後、利用者が快適に住めるよう訴えていきたい」と語っていた。