地球温暖化対策に先進的に取り組む企業を視察

7月18日、都議会公明党(左から藤井一政調会長、大松あきら・北区選出、右端が小磯善彦副幹事長の以上4名)はテナントビルの地球温暖化対策に取り組む㈱黒龍堂の黒龍芝公園ビルを視察しました。
同社は、2006年度の温室ガス排出量を2002~2004年度の平均排出量に対して、15%削減したことが評価され、今年6月に都知事から表彰を受けています。
同社員ビル事業部の間中昭司課長によると、同社では築30年以上のビルのリニューアル工事の際、ビルの資産価値向上のために省エネ対策を実施。照明器具を消費電力が少ないものに交換することや、使用状況に応じた空調の調整などでエネルギー消費の削減に成功しています。
また、間中課長は「対策で浮いた光熱費削減分をテナントとビル管理者の双方に還元している」と説明されました。
省エネに取り組んだ出費を電気代等の還元でまかなうという発想ではなく、ビルの資産価値向上であるととらえる視点が、今後、地球温暖化対策に取り組む企業にとって大変な参考になると思います。